エポスカードを利用して早5年。
年会費無料のエポスカードをメインカードとして利用しています。
正直なところ、私自身は不満を感じることなく利用できていますが、使う人によってはデメリットに感じることもあると思います。
そこで、このページではエポスカードを申し込む前に確認しておきたい注意点と対処法をまとめました。
このページの目次
申し込み前に知っておきたい!エポスカードのデメリット・注意点
他社カードと比べたときに感じるエポスカードのデメリットはこんなところ。
エポスカードのデメリット
- ポイント還元率が低い
- ポイントに有効期限がある
- 国際ブランドを選べない
- 家族カードがない
- 地域によって優待店舗が少ない
- 利用明細の郵送が有料
もうちょっと詳しく内容をみていきましょう。
デメリット1.ポイント還元率が低い
エポスカードのポイント還元率は通常0.5%
200円につき1ポイントが貯まります。
他社の年会費無料クレジットカードをみてみると、ポイント還元率1%(100円につき1ポイント)でポイントが貯められるカードは珍しくありません。
エポスカードと比べると、単純計算で2倍の差。デカい。
ポイント還元率でカードを選びたい人にとっては、エポスカードのポイント還元率の低さは大きなデメリットと言えるでしょう。
…そうなんですよね。
わたしも還元率の低さを理由にエポスカードを退会しようと思ったこともありました。
でも、調べてみてわかったんです。
そもそもエポスカードはポイント還元率がお得なカードではありませんでした。
エポスカードの強みは優待や特典の利用です。
エポスカードの強みはポイント還元率ではない
エポスカードは年会費無料にも関わらず、優待や特典が充実しています。
たとえば…
- 海外旅行傷害保険が自動で付帯
- ネット通販・ネット予約がお得になる「たまるマーケット」
- 国内10,000店舗以上で使える優待
- 年会費永年無料無料のETCカード
クレジットカードに付いてくる海外旅行保険の中には一定の条件に達成してはじめて保険が有効になるものもあります。
でも、エポスカードなら事前の手続き・申し込み・条件一切不要。
出国前日までにカードを発行するだけで自動的に海外旅行保険が適用されます。
エポスカードは年会費永年無料。
=コストがかからないので、リスクを考えずに持てます。
つまりエポスカードは還元率目当てで持つカードではなく、海外旅行保険の利用・優待の利用・ネット通販の買い物など、優待や特典を使ってお得に利用するカードというわけです。
と、ここまで「エポスカードは還元率が低い」と説明しましたが…
仮に年間100万円以上利用するのであれば、実はエポスゴールドカードの発行がねらい目です。
エポスゴールドカードはポイント還元率が1.5%以上に
エポスゴールドカードは年間100万円以上利用すると、ポイント還元率が1.5%以上になります。
なぜなら
- 通常ポイント還元率0.5%
- 年間100万円以上の利用で10,000円分のボーナスポイントプレゼント(実質1%還元)
=あわせて1.5%ポイント還元になるからです。
さらに「たまるマーケット」「選べるポイントアップショップ(ゴールドカードの特典)」を利用して、2~30倍のポイントアップが望めます。
エポスカードでデメリットだったはずの『ポイント還元率』の問題はどこへやら。。
月々に8万円ぐらいカードの支払いがある方は、エポスゴールドカードを申し込むとポイント還元率が1.5%以上になります。
さて、ゴールドカードというと「年会費が高額」というイメージがあるかもしれません。
しかしエポスゴールドカードは使い方次第で誰でも年会費永年無料になるカードです(通常年会費5,000円)。
check!! エポスゴールドカードを年会費無料で持つ方法まとめ
check!! 私がメインカードにエポスゴールドカードを選んだ理由
デメリット2.ポイントに有効期限がある
エポスカードのポイントには、2年間の有効期限があります。
ただし、期限切れになってしまうポイントには救済措置も用意されています。
3ヵ月以内に期限切れとなるポイントをお持ちのお客さまは「ポイント有効期限を延長する」が表示され、ポイント延長のお申し込みができます。※すべてのポイントの有効期限がお申し込みから24ヶ月後まで延長されます。
…とはいっても、ぶっちゃけ有効期限ってそこまで気にしないですよね?(笑)
「気づいたら無くなっていた」となってもおかしくありません。
しかし、ポイントの有効期限の存在はそこまでデメリットではないんです。
デメリットではない理由として、2つの対処法があります。
プリペイドカードにチャージして有効期限をなくす
エポスカードの利用で貯まるポイントは「エポスポイント」
エポスポイントは比較的マイナーなポイントではありますが、使い道が幅広いポイントです。
期限切れが近くなったポイントは国内外のVISA加盟店で使えるエポスVISAプリペイドカードにポイントをチャージすれば、有効期限は関係なくなります。
ポイントチャージしたプリペイドカードは、アマゾンや楽天市場などのネット通販でも使えます。
- プリペイドカード発行はエポスカード会員であれば無料
- ポイントチャージは1ポイント=1円分から対応
アマゾンには1円単位で買える「アマゾンギフト券」があるので、ポイントチャージしたプリペイドカードでアマゾンギフト券を購入すれば1円単位のポイントでも無駄なく使うことができます。
ポイントの使い方を知っていれば、有効期限も怖くありません。
check!! エポスVISAプリペイドカードってどんなカード?エポスポイントを使い切る方法
プリペイドカードとは事前チャージ式カードのこと
ポイントが1ポイント単位で使い切れる
2018年、エポスポイントの新たな交換先として「アマゾンギフト券」が登場しました。
プリペイドカードにチャージしなくても、エポスカード会員サイト「エポスネット」から直接、1ポイント~アマゾンギフト券に交換することができます。
有効期限が切れそうになったときは、アマゾンギフト券でポイントを使い切るのがオススメです。
ポイントの有効期限を無期限にする方法も
なんと・・!
エポスカードをゴールドカードにアップグレードするだけで、ポイントの有効期限そのものがなくなります。
エポスゴールドカードは通常年会費5,000円のカードですが、使い方次第で誰でも年会費永年無料になります。
check!! エポスゴールドカードは本当に年会費無料?インビテーションの条件とは?
年会費が破格だからと言ってサービスが悪いわけではありません。
エポスゴールドカードは年間100万円以上利用するとポイント還元率が実質1.5%以上。
私の中ではエポスゴールドカードはコスパ最強の年会費無料のクレジットカードと感じています。
デメリット3.国際ブランドが選べない(VISAのみ)
エポスカードの国際ブランドはVISA(ビザ)のみと決められています。
他社クレジットカードの場合はJCBやMasterCardなどの国際ブランドを選択することができることもありますが、エポスカードの場合は自分で選ぶことはできません。
しかしVISAカードは国内のあらゆる店舗・ネット通販で利用できるほか、海外でも利用できる場所が多いブランド。
国内・海外を問わず不便に感じることは少ないです。
一部のJCBカードのみに対応している「nanacoカード/ナナコカード」のクレジットカードチャージには対応していません。
デメリット4.家族カードがない
エポスカードには家族カードという制度そのものがありません。
Q. 家族カードや法人カードはありますか?
A. 申し訳ございませんが、ご用意いたしておりませんので、ご本人様名義でのお申し込みをお願いいたします。
エポスカードよくあるご質問より引用
でも、大丈夫。
生活を共にする家族に安定した収入がある場合は、収入のない専業主婦や学生(18歳未満、高校生不可)でも個人名義のカードを申込むことができます。
さらに家族でエポスカードを持つ場合は、ネット申し込み限定の紹介特典利用でボーナスポイントがもらえます。
デメリット5.地域によって優待店舗が少ない
エポスカードには国内に10,000店舗以上の優待利用できるお店がありますが、住んでいる地域によっては対象店舗が少ないこともあります。
優待対象店は有名チェーン店が多いですが、地域によって全然ないんですよね。。
なので優待を目的にエポスカード入会を検討している場合は、あらかじめ利用したい優待を確認しておくことをおすすめします(エポスカード優待店舗を確認する)。
デメリット6.利用明細の郵送受取が有料
エポスカードでは自然環境保護推進のためペーパーレス化を実施しています。
なので、利用明細を郵送で受け取ると1通につき80円(税別)の発行料金がかかります。
ショッピング1回払いのみの利用の場合
利用明細は自由にダウンロード・印刷できる
エポスカードの利用明細は会員専用サイト「エポスNet(エポスネット)」で見れます。
エポスNetでは
- 閲覧できる利用明細は過去12ヶ月分
- PDF形式のファイルでダウンロード保存できる
- 印刷・プリントアウトして手元に置ける
元のデータをダウンロードしておけば、1年以上前の利用明細も必要な時に必要な分だけ印刷可能。
エポスカードなら、かさばりやすい書類の保存がスマートかつ便利に管理できます。
日ごろの利用明細は公式アプリで手軽に確認
日常的に利用明細を確認するなら、エポスカード公式アプリが使いやすいです。
エポスNetを開くよりもカンタンに利用明細や利用状況を確認できます。
check!! クレジットカード利用明細の確認に便利!エポスカード公式アプリとは?
まとめ|デメリットは気になりません
そもそもエポスカードは年会費無料。
なので、持っているだけで余計なコストがかかることはありません。
私自身はデメリットを感じることなくエポスカードを利用しています。
エポスカードは店頭入会よりも、ネット申し込み限定の入会特典がお得です。
これからカードを申し込む場合は、入会キャンペーンの存在もお忘れなく。
NEW!! 最新版!エポスカード入会キャンペーン特典完全ガイド