部屋を整理整頓していると、「自分で納得して買ったはずのものがいつのまにか不要になって、ゴミになっていく様子」を見ることはありませんか?
・
・
・
ありますよね。。
自分で納得して買ったはずなのに、いつのまにか不用品になってしまうこと。
無駄遣いをしないって本当に難しくて、片づけをするたびに反省しています。
このページでは、そんなわたしが効果を感じた「無駄遣いをやめる方法」をまとめてみました。
無駄遣いをやめる方法は意外と簡単
以前読んだ本に、目からウロコの無駄遣いをやめる方法が載っていました。
それは、商品を買う前に「これを買ったら何回使うか?」をなるべく具体的に考えること。1回あたりの利用料金を考えることでした。
買う前に、1回あたりの利用料金を知ろう
- 具体的に使う予定が何回あるか
- どのぐらいの頻度で利用するか
1回あたりの利用料金がいくらになるかを考える
商品の価格÷利用回数=1回あたりの利用料金
あとは1回あたりの利用料金が高いか、安いかを考えるだけ。
このやり方を試してみると、冷静に買うかどうかの判断をできます。
着る予定のない服を買うことが減りました。たった1度のイベントのためだけに高価な服を新調するのは無駄だなぁと感じます。
逆に、多少高い買い物でも、何度も着る機会があったり、着こなしを変えて他の場面でも着られる服なら、1回あたりの利用料金は少なくて済みますよね。
定価4万円の鍋は使い方次第で無駄にはならない
1年前に実際に購入した、定価で約4万円のル・クルーゼのココット・ロンド22cm。
お手入れが簡単&使い方次第で一生モノと言われる、ホーロー鍋です。
鍋に4万円も出すことに躊躇していましたが、1回あたりの利用料金を考えてみました。
- 1年間、週1ペースで使ったら
→ 1回あたり769円 - 10年間、週1ペースで使ったら
→ 1回あたり76円
結果、鍋を持っていなかったことと、お手入れが簡単なのに長く使えるところが決め手となり、安く購入できる機会を見計らって、17,000円で購入しました。
使い勝手は控えめに言って最高。
カレーのこびりつきはやわらかいスポンジだけでスルッと落ちて、コゲついてしまっても重曹で簡単に落とせます。週に1度どころか、3日に1回のペースで使っているかも。
面倒くさがりな私なので一生使い続けられるようなお手入れができるかわかりませんが、この調子で使い続けていれば、上質なものを1回あたり格安で利用できている計算に。
ひとつ気に入っているものがあれば、他の似たような商品を欲しいと思うこともありません。有意義な買い物ができました。
利用料金が高すぎると感じたらレンタルを考えよう
最近はレンタルで物を使えるサービス(シェアリングエコノミー)が増えています。
「レンタル=車やCD・DVDだけ」のイメージはもう古いかも。
実はレンタルできるもの
- 自転車(レンタルサイクル)
- パーティー用のドレス
- スーツ
- 旅行用スーツケース
- ブランドもの高級バッグ
- 家電(カメラや三脚など)
- 傘
レンタルで借りられるものって意外とたくさんあるんですよね。
1回あたりの利用料金を見つめなおすことで、「レンタルでいいや」と思えるものがあるかもしれません。
まとめ|無駄遣いは考え方次第でやめられる!
わたしにとって「1回あたりの利用料金を考えることで、本当に必要なものかどうかを判断する材料になる」という考え方は本当に目からウロコでした。
この考え方を教えてくれたのは、FP横山光昭さんの著書「1年で100万円貯められるゆる貯め家計」。
無駄遣いのやめ方だけでなく、初心者にもやさしい家計管理のやり方がわかりやすく学べる本です。ところどころ漫画になっているので、本が苦手な方にもおすすめ。
ここ数年、レンタルできるものが本当に多いなと感じます。
普段あまり使わないけど、
- 1年に1度あるかないかの結婚式用パーティードレス
- 旅行になると急に欲しくなるカメラやビデオカメラ
- 1年に1度使えばいいほうの高圧洗浄機
- 数年に1度だけ必要な海外旅行用の大きなスーツケース
頻繁に使わないなら、レンタルで十分ですね。