いつも支払いは現金ですか?クレジットカードですか?
クレジットカードはポイントが貯められて便利ですよね。
ですが、お金を使ってから支払い(引き落とし)が完了するまでに1ヶ月~2ヶ月のタイムラグがあることから、クレジットカードは家計管理に向かないと言われています。
管理の仕方を工夫すれば家計管理できないことはないのですが…
checkクレジットカード払い利用時の家計簿つけ方のコツ・管理方法
クレジットカードよりも管理しやすいカードが2種類あります。
- デビットカード
- プリペイドカード
この2種類のカードは、クレジットカードとは支払いの方法・タイミングが違うので、クレジットカードよりも管理がしやすいと言われています。
そこでこのページでは、「家計管理のしやすさ」という視点でデビットカード・プリペイドカードの違いをまとめてみました。
クレジットカードのメリット・デメリット
クレジットカードはあらかじめ設定された限度額の範囲内での利用代金をカード会社が肩代わりし、1~2ヶ月後に指定の口座から利用額を引き落とされる仕組みの後払い式カード。
公共料金の支払いやガソリンスタンド、高速道路料金、携帯電話料金の支払いにも利用できます。
一般的なクレジットカードの特徴としては以下の通り。
- 入会には審査が必要
- 後払いシステム
- 支払い回数が選べる
- 支払い回数によっては金利手数料がかかる
- カードごとに特典やサービスが充実
- 利用金額に応じてポイント還元が受けられる
- 忘れたころに支払いがやってくる後払いシステムのため、『お金を使っている感覚』を掴むのが難しい
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デビットカードのメリット・デメリット
デビットカードとは銀行口座に紐づけして作ることができるカードのことです。
デビットカードを利用して決済するたびにその場で口座残高から利用金額が引き落とされるという即時払いシステムが大きな魅力。
デビットカードにはVISA / Mastercard / JCBなどの国際ブランドが付いたカードと、J-Debit(ジェイデビット)と呼ばれるカードの2種類がありますが、現在国内では国際ブランドの付いたデビットカードが一般的。
例えばVISAブランドの付いたデビットカードであれば、国内外を問わずVISA加盟店で利用することができて、海外のATMで出金することも可能です。
- ほとんどの場合が審査なし
- 即時払いシステム
- 1回払いのみ
- 口座に入っている分しか利用できない
- 給与が振り込まれる口座と引き落とし口座を分けることで、使いすぎを未然に防止できる
- 利用金額に応じたキャッシュバックやポイント還元のサービスがあるデビットカードもあるので、現金で支払うより得できる場合も
クレジットカードで可能だった、公共料金の支払いやガソリンスタンド、高速道路料金、携帯電話料金の支払いには利用できません。
プリペイドカードのメリット・デメリット
プリペイドカードはあらかじめカードにチャージした金額のみを使用でき、使った分だけその場で残高から引かれるという事前払い式カードです。
ここだけ聞くと電子マネーのようなプリペイドカードですが、デビットカードのように国際ブランドが付いているカードは利用範囲の広さにアッパレ!
VISAならVISA加盟店で、JCBならJCB加盟店で国内外問わず、さまざまな店舗・ネットショッピングで利用することができるというメリットが大きいです。
- 審査なし
- 事前払いシステム
- 1回払いのみ
- チャージした分しか利用できない
- あらかじめチャージするひと手間はかかるが、利用額を把握しやすい
こちらもデビットカードと同様にクレジットカードで可能だった、公共料金の支払いやガソリンスタンド、高速道路料金、携帯電話料金の支払いには利用できません。
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クレジットカードとデビットカード、プリペイドカードの3つのカードを比較してみた
このブログをご覧になっている方は「家計管理を見直したい」という方が多いかと思うので、クレジットカードならではの分割払いやキャッシング(借入)などのサービスはメリットとは言えないかなと思います。
とはいっても、クレジットカードにまったくメリットがないかと言われたら、そうではありません。
クレジットカードはポイントの貯めやすさ以外にも、クレジットカードでしか支払えない公共料金やガソリンスタンドなどの存在や、カードによってはETCカードの発行、海外旅行などの保険の付帯、独自の割引サービスや優待、空港ラウンジの利用など、デビットカードやプリペイドカードでは受けられないメリットも多くあります。
まとめ
家計管理のやりくりを成功させるためには、『お金の流れが見えやすい・管理しやすい』という観点だけを考慮すると、ぶっちゃけ現金払いが一番オススメ。
ただ現金をあまり持ち歩きたくない人や、カード利用によるポイント還元・キャッシュバックの恩恵を受けたい場合には、クレジットカードのデメリットを知った上で、デビットカードやプリペイドカードを上手に利用することで、把握しやすい管理を実現することも可能です。
例えばこんな使い方
- クレジットカードでしか支払えない公共料金や携帯電話料金・ガソリン代などはクレジットカードで支払う
- 生活費(食費・日用品費など)は専用の口座をつくってデビットカードを利用したり、事前チャージをしてプリペイドカードを利用して管理する
日頃クレジットカードで無意識にお金を使ってしまうという方にはデビットカードやプリペイドカードの利用、または思い切って現金払いのやりくりをオススメします。
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